ココナッツオイルご飯の分量と美味しい炊き方、美味しい食べ方を紹介。
カロリーが半分になるのは本当!その理由とは?
ココナッツオイルは、ネットや輸入商品の店だけではなく、最近はスーパーで気軽に買えるようになったことから、さらに人気が高まっています。
食べたり飲んだり、スキンケアに利用したりと、色々な健康美容効果の期待できるココナッツオイル、なんとご飯に入れて炊くことで、ダイエットの効果があるというので早速試してみました。
まずはウワサを検証!
この記事の目次
ご飯のカロリー半分になるウワサは本当!?
スリランカの研究グループの発表によると、ココナッツオイルを混ぜて炊いたご飯を食べると、普通に炊いたご飯を同じ量食べた場合より50%~60%のカロリーダウンになるというのです。
なぜカロリーダウンになるのかというと、ココナッツオイルの持つ特性である「消化性デンプン」を「難消化性デンプン」に変える特徴、これがお米の糖質を吸収しにくくさせる効果があることから、結果的に体に吸収されるカロリーが半分になり、食べたご飯のカロリー自体が半分になるということ。
通常、消化吸収されるデンプン質が、消化されにくい難消化性デンプンに変わるなんて凄い!ウワサは本当でした!
おいしく炊く炊き方と分量は?
使うのは炊飯器。お鍋で炊く方法もありますが、炊飯器を使うのがやはり簡単。
分量は、お米1カップ(1合分)に対して、ココナッツオイル小さじ1となります。
スタンダードな3合炊きでは、炊飯器に研いだお米3合と普通に3合分の水を入れ、そこに小さじ3(大さじ1)のココナッツオイルを加えて、いつもと同じように炊くだけです。
1合炊く場合は小さじ1、5合炊く場合は、小さじ5の分量になります。
※炊きあがったココナッツご飯は、まず冷蔵庫で半日冷やします。
なぜ炊きたてを食べないの?
冷やしてから食べるには理由があります。
ココナッツオイルご飯を一度冷やすことによって、難消化性デンプンが一気に増えからです。
お米の糖質を吸収しにくくする効果を出すためです!
ですので、しっかり効果を出したい人は炊きたてではなく一度冷やしてから食べるようにしましょう。
一度冷やしたご飯は、食べる前に温めなおしても大丈夫です。
ココナッツオイルご飯のお味と香りは?
今回バージンココナッツオイルを使ってみましたが、炊きたてはココナッツの香りがします!
炊飯器を開けた瞬間、特に強く香ります。
見た目は普通に炊くよりツヤツヤ!新米のように光っていて、とてもおいしそうなご飯です。
ですが…ココナッツオイルの匂いが苦手な人は結構しんどいかなぁと感じるほど、かなり香りはあります。
炊きたてご飯の味は、バターライスのようなこってりした感じ。シンプルに塩をかけてみると、一層バターライスに近いこってり感が残る印象です。
冷蔵庫で12時間冷やした後はというと…
冷たいままのご飯なら、かなりココナツの香りは気にならなくなりました。ですが、レンジで温めると少しまた香りが立つ気がしますが、炊きたてのような強い香りは和らぎ、ごはんのみで食べると少しオイリーな感じがしますが、ふりかけをかけて食べるとココナッツの香りが気にならないレベルでした。
冷やせば難消化性デンプンは増えるし、ココナッツオイルの味や匂いは気にならなくなるし、で一石二鳥の食べ方です。
※注意点
1度ココナッツオイルご飯を炊くと、次に普通にご飯を炊くと、内蓋までしっかり洗って炊いても、なんだかココナッツオイルの香りがする気がするごはんが炊けてしまいます。
ご家庭にココナッツオイルの香りが苦手な人や嗅覚が敏感な人がいる場合は、1回炊き込みご飯を炊くと香りが消えるのでおすすめします。
ココナッツオイルご飯も普通のご飯みたいに冷凍できる?
普通のご飯と同じく冷凍保存できます。
炊けてから冷やす時間半日待つことを考えると、美味しいうちに食べきるのは難しいので、まとめて作っておく方が便利です。 まとめて炊いて冷凍庫保管しておくことで、毎日続けるのも楽になります。
ちなみに1度難消化性デンプンに変わった消化性デンプンは加熱しても再び消化性デンプンに戻ることはないです。
ですので、安心してアツアツご飯になるくらいレンチンして食べても大丈夫です。
美味しい食べ方は?
ココナッツの香りが好きな人は、シンプルにふりかけをかけるだけでも美味しく食べれます。
市販のチャーハンの素や中華の素など、中華系のお味の粉末で味付けしたチャーハン、またはカレーのご飯として食べるのも美味しかったです。