ココナッツオイルを顔に使うスキンケア方法をまとめて紹介します。
ココナッツオイルパックの作り方、毛穴の汚れを取る方法、顔マッサージのやり方など、ココナッツオイルを使う効果も合わせて紹介します。
この記事の目次
<ココナッツオイルをスキンケアに使うには>
ココナッツオイルは温度の変化や酸化には強いですが、異物や水分が入ると簡単にカビがはえてしまうため、食用にする予定はなくてもビンに直接指を入れないようにしましょう。
清潔で乾いたスプーン等で、小さめのタッパーなどに数回分小分けにして使用してください。
保存方法は冷蔵庫に入れるとカチコチでスプーンでも取れないほど固まってしまい、スキンケア用の液体にするために、毎回レンジをつかったりして液体にしないといけないのは面倒です。
直射日光の当たらない涼しい常温での保管がおすすめです。
<ココナッツオイルを使う効果>
■ラウリン酸=肌の赤身を抑える抗炎症作用、抗菌作用で健康的な肌になります。
■ビタミンE=高い保湿効果があり、乾燥を防ぐ効果で乾燥して固くなった肌を柔らかくし、肌の奥の角質層まで保湿成分を届け、肌にハリと潤いが出ます。また血行促進の効果もあるためシミ、しわ、たるみにも効果的です。
■ポリフェノール=肌を劣化させる活性酸素を防ぐ効果で、若々しい美肌作りに。
この他には、分子が細かいため毛穴に入り込み、汚れを浮かす効果、エクストラバージンのココナッツオイルなら、敏感肌の人にも安心して使える利点もあります。
<ココナッツオイルパックの作り方3選>
・ココナッツオイル大さじ1杯、はちみつ大さじ1杯をよく混ぜ合わして、簡単で保湿力たっぷりのフェイスパックが作れます。パックは、顔全体に塗り広げ、10~15分置いた後に、ぬるま湯で洗い流します。雑菌が繁殖しやすいため、作り置きはせずに一回で使い切ってください。
・ココナッツオイルのみのパックも簡単で効果的です。手のひらでなじませるように優しく顔にマッサージしながら塗り広げ、蒸しタオルを2~3分乗せて待ちます。ぬるま湯で洗顔して落とします。
・ココナッツオイルを最初に顔全体に塗り、小麦粉大さじ1杯、水大さじ1杯をよく混ぜたものを、その上に塗って小麦粉と水を混ぜたものが乾くまで放置します。乾いたら洗い流しましょう。
毛先までツヤツヤ!
<顔の毛穴への効果>
ココナッツオイルは一部の説では「毛穴が詰まる」と言われていますが、実際には毛穴の汚れを浮かして取る効果もあります。
アクネ菌も殺菌でき、保湿にもなるため毛穴が小さくなる利点もあります。
ですが一方で、おでこにボツボツができてしまったという肌アレの事例もあるそうなので、少量をテストしながら使うようにするのが安心です。
市販のオイルクレンジングを使うと次の日の朝、顔がギトギトになる脂性の人は、特に皮脂の多いTゾーンに使うのは避けた方がいいでしょう。
湿疹が出たり明らかな皮膚異常が出た場合は、即使用をやめましょう。
<ココナッツオイルを使った顔マッサージのやり方>
クレンジング、洗顔をしてよくタオルで肌の水分を拭き取ります。
清潔な手に大さじ一杯程度のココナッツオイルを使って、顔の中心から外側に向かってマッサージします。
手は、グーにしたときの関節の凸凹や手のひらを使って、気持ちがいいくらいの力でマッサージします。
爪を立てたり、無理に力を入れるのは禁物です。オイルを滑らせるように優しくマッサージしてださい。
マッサージ後は、優しく濡れタオルで拭き取るか、ぬるま湯で洗顔しましょう。
同じ要領で、メイクをした乾いた状態でクレンジングも兼ねて、マッサージ洗顔という方法もあります。その後洗顔料で洗い流しましょう。