ヴァージンココナッツオイル、エキストラヴァージンココナッツオイル、有機ココナッツオイル、オーガニックココナッツオイルなどの種類と名前の違いには、精製方法や含有物の違い、そして異なる健康効果・美容効果の違いがあるのです。
それぞれ価格も種類も様々なココナッツオイル、違いを比較してまとめてみました。
この記事の目次
ココナッツオイル
精製されたココナッツオイルは、乾燥させたココナッツからオイル抽出する段階で、ココナッツに含まれるビタミンや風味が損なわれてしまいます。
ココナッツは腐りやすい食材で、乾燥するまでに腐ってしまうのを防ぐために、防腐剤や化学薬品が使われます。
美容健康効果を最大限に得る為には、こういった科学製法で取れたオイルではなく、ヴァージンココナッツオイル以上がおすすめとなります。
ヴァージンココナッツオイル
ヴァージンココナッツオイルは、乾燥させたココナッツではなく、収穫されたばかりの鮮度のいいココナッツから搾ったココナッツオイルで、化学処理されていないことから保存料も含まれない無添加のオイルです。
老化防止や免疫力を高める効果のあるラウリン酸や、代謝を高めて脂肪燃焼効果のある中鎖脂肪酸もたっぷり含まれています。
テレビや雑誌などでも話題になり、健康美容効果が得られるとされているのは、このヴァージンココナッツオイルになります。
エキストラヴァージンココナッツオイル
エキストラヴァージンココナッツオイルは、保存料が含まれないヴァージンココナッツオイルの中でも最高級のグレードのものです。
天然のココナッツオイルは、製造過程での品質のばらつきがでるものですが、その中で徹底的に管理されている商品に付けられています。
芳醇で栄養豊富、美容健康効果も最大限に得られるオイルです。
オーガニックココナッツオイル
オーガニックココナッツオイルのオーガニックとは、英語で「無農薬」という意味です。
製造過程で薬品を使わず育てられた食品は、安全で安心度も高いものです。
ただ、注意点は、ヴァージンとは一言も記載のない場合です。
ヴァージンでないものは、無農薬のココナッツは使っていても、乾燥させてから科学製法で抽出されている場合や、ココナッツの絞りかすを使っている場合もありますので、選ぶ際には注意が必要となります。
オーガニックヴァージンココナッツオイル
オーガニックヴァージンココナッツオイルは、オーガニックココナッツオイル同様、無農薬で栽培されたココナッツを使っています。
さらにヴァージンココナッツオイルなので、ヴァージンココナッツオイル同様、保存料が含まれない無添加となります。
安心安全、そしてココナッツに含まれる栄養素が豊富に含まれたオイルです。
ココナッツオイルをダイエット食にするには?
有機ココナッツオイル
有機ココナッツオイルは、オーガニック同様、農薬を使わずに栽培されたココナッツが使われており、化学肥料も使わずに育てたココナッツからとれたココナッツオイルです。
オーガニックココナッツオイル同様の注意点は、ヴァージンと記載のないものに関しては、有機ココナッツは使われているものの、漂白や脱臭、精製してあり、その精製方法からしココナッツの香りやビタミンも失われているものもあります。
ココナッツオイルの美容健康効果を得るには、有機オイルの中でもヴァージンオイルを選ぶようにしましょう。
有機ヴァージンココナッツオイル
この「ヴァージン」の記載がある有機ヴァージンココナッツオイルは、無農薬、無化学肥料で栽培された生のココナッツが使われ、成分調整されていないココナッツオイルになります。
有機ヴァージンココナッツオイルには、有機生産物であることを農林水産大臣が決めた全国共通の品質基準をクリアした商品である証のJAS認定マークの付いた商品もあるので、高品質で安全な商品を使いたい場合は、有機ヴァージンココナッツオイルでさらにJAS認定されているものがおすすめです。
無添加ココナッツオイル
無添加のココナッツオイルとは、ヴァージンココナッツオイルと同じです。
ヴァージンココナッツオイルは、保存料などが入っていない無添加のもの、すなわち無添加ココナッツオイルです。
ヴァージンココナッツオイルは酸化しにくく、抗菌作用があるので無添加でも大丈夫なのですが、異物が混入すると腐りやすくなりますので、保存方法に注意しましょう。
美味しく保存するコツ!
※美容健康効果を最大限に得るためにココナッツオイルを利用しようと考えているのなら、ココナッツオイルを選ぶ際には「ヴァージンココナッツオイル」の記載がある商品を選ぶことがカギとなります。